ORCHESTRA 200　～200年の時を感じる音楽会

聖なる夜はどちらから・・・？

ドレスデンは聖母教会(Frauenkirche)からにしましょう！
第２次世界大戦のドレスデン大空襲でほぼ全壊となったものの地下にあった防空壕で多くの命が救われました。再建は２００５年、市民の力だけでなく、当時敵国であったイギリスが再建に大きく貢献しています。
世界一美しい祭壇に祈りをこめて・・・

聖夜は家族でしっとりと過ごすヨーロッパ。いよいよクリスマス・マルクトは明日まで！
今宵お届けするのはやはり「第九」初演200年にちなんでウィーンからです。
ケルントナー・トーア劇場（当時）の裏手、ローマまで続くと云われるケルントナー通りです。
建物、街中がクリスマスツリー！宝石のようです

建物全体が大きなプレゼント！


















そしてクリスマスの夜は・・・
思い思いのキャンドルボールにキャンドルを灯し、祈り、願いを捧げます


















Seid umchlungen, Millionen!
来年こそは災害のない、そしてウクライナの紛争も早く解決し、皆さんのウィーンへの足が近くなることを祈っております！

「第九」シンガーは年内まだまだ公演が続いていますね！ご健闘を！！

ドイツのクリスマスといえばフランクフルトのレーマー広場。今宵も大勢の人が集まっていることでしょう・・・
そうフランクフルトといえば、クララ・シューマンが教鞭をとっていました。

ヨーロッパ各地ではすでにクリスマス・マルクトでの温かなひと時が始まっています！
ホットワイン、温ったかスープ、ドイツではプリッツェル・・・
そんな雰囲気をお届けします！！

　元旦の能登半島地震、２日には羽田空港での事故と悲しいニュースで始まった２０２４年もあと１か月。初演２００年に一層の思いを込めて今年はどこのオケの「第九」を聴いて締めくくろうか？、あるいは１公演でも多くの「第九」を歌おうと走り回る師ならぬ諸氏も少なくないことと思います。
　来年はヨハン・シュトラウス２世の生誕２００年、ウィーンでは記念展などの準備が始まり、ウィーン・フィルのプログラムにはムーティの指揮で特別公演が載っています。

　さて、その前にベートーヴェンを尊敬し、ロマン派のひとつの流れを大成させたブラームス晩年の大作交響曲第４番とヴァイオリンとチェロのための協奏曲で２０２５年の幕開けはいかがでしょうか？

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